(本日、孫崎享さんがTwitterに投稿されていた内容を再録させて頂きました)
■WBC問題:
自民党系よりメール「先週末、WBC不参加を選手会が決断と発表。運営のMLB=米国野球界がスポンサー料など参加各国が当然享受すべき権利を、自分たちの懐へ吸い上げる条件が改善されなかったから。それぞれの国が当然受け取るべきおカネを、なぜかMLBが80%以上取る。選手会は条件改善求めたがコミッショナー達は何の手も打たず、「日本3連覇かかってる。期待にこたえないといけない」「WBCの開催は野球の普及側面」等理由に、我国選手を護るどころか、我国プロ野球をバカにした、屈辱的な条件を呑んででも参加の方向で調整すべきだと。
TPP参加の政府のよう。どんな時も米国意向に沿うべしの連盟やコミッショナー達の姿に、まさに日米関係反映。希望は選手会。参加楽しみとしながらも、こんな条件では参加できないと。健全な自尊心と誇りあれば、屈辱的な条件を呑んでまで、米国の利益だけのために開催されるこんな茶番に参加はアホらしいと、至極当然の結論。アホなコミッショナーやマスコミはここでも「従米」。普天間やオスプレイ配備では分からない国民も、この日本プロ野球とMLBの関係には「おかしいな」と思う。
健全な自尊心あれば、「なんで屈辱を受けてまで協力必要」と思うだろ。陰惨ないじめ事件も、責任を取りたくない事無かれ主義者達、権力にへつらう卑怯者たち、見て見ぬふりをし、長いものに巻かれる者たちの正体が暴かれているように感じています。羊のように従順な日本国民も、多数ではなくても真実に目覚める人たちの数は、日ごと増えていると感じています。
■オスプレー:
23日読売「日米安全保障条約で、米軍が日本に配備する航空機の機種変更で、日本側には拒否する権限がない」そんなことない。頭働かせて下さい。普天間に関しては「沖縄住民の負担軽減」と言う日米合意がある。オスプレーは危険增大、日米合意に反すると言えばよい。交渉は頭使うのです
■日米同盟の在り方:
在日米軍基地の有り様は地位協定で決まっている。合意出来なければ動けないようになっている。しかし某氏の示唆。地位協定には第二十八条で「この協定は安全保障条約が有効である間有効とする」となっている。他方安保条約は第十条で「十年後は、相手国に条約終了を通告でき、通告後一年で終了する」となっている。 つまり、日本側は一度現行の安保条約を破棄通知をする。その時は地位協定も同時に破棄となる。
そこで新たに同じ内容でもいいから新安保条約を結ぶ。当然米軍駐留規定の地位協定は存在していないから、改めてどこに基地を置くかを交渉出来る.交渉がまとまらなければ米軍が日本に駐留出来ないことになる。地位協定だけで交渉しようとすると米軍がOK言わない限り変更できない。しかし安保条約の改定をはさむと今と立場が180度変わる。某氏、これが岸首相の功績だという。逆に米側岸氏の影響力をそぐ必要がある。
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